Penny(ペニー) ORIGINAL 22" Purple/ Yellow/ Green
うおーーー!!ついにPenny買っちゃいましたよ。。。
以前紹介したGlobe Bantamが筆者の愛車だったのですが、最近毎日乗っているので、ちょっと違うやつも欲しいなと思って、購入しちゃいました。
せっかくなので筆者が所有している同じくプラスチックスケボーのGlobe Bantamと比較しながら紹介させていただきます。
こちらが今回購入したPenny。
カラーは、イエロー(デッキ)、イエロー(トラック)、パープル(ウィール)という組み合わせ。
イケテます。
Globe Bantamとの比較レポを書く前に謝っておかないといけないのが、実は筆者のGlobe Bantam、クルマとの接触事故のためウィールを交換いたしまして・・・
デフォ(買ったとき)の状態と少し異なっているので、Penny との純粋な比較とは言えません。
ちなみに筆者がBantamに装着しているウィールはこちら。
SH Wheelsというブランドの59mm 78a というサイズ。
結構コアなやつ買っちゃったのかな・・・w
オリジナルのBantamについてくるやつよりかなり薄くて径も一回り小さくなっています。
硬さも少し固め。
最近、オーリーなどのトリックを練習し始めているので、Bantamのオリジナルウィールより硬くて小さい(一般的なトリックボードに近い)このウィールは、少しトリック向きと言えるかもしれません。
さて、いよいよ比較といきましょう。
まず縦に並べてみた写真がこちら。
Globe Bantamの方が長くて太いのがわかるかと思います。
写真だと少しの違いに見えますが、乗ってみると全然違います。
Globeの方が安定感はありますね。
あと、トリック(もしやりたいのであれば)するときに、着地用の十分なスペースと、オーリーのときに使う前足をスライドするエリアが広いBantamの方が若干有利なのかもしれません。
Pennyでもやっている人はいるので、無理ではないと思います。
Penny は物理的に「軽い」というアドバンテージがあるので、ヘビーなBantamとそこらへんで「相殺」されるという説も。(ちなみに筆者はBantamで1cmぐらい飛べますwww)
今度は板の分厚さを比べるために逆さまに重ねてみました。
Pennyの薄いデザインが際立ちます。
Pennyは外側がシャープに削られているようなデザインですが、Bantamは [ ←こういう感じでカクっとしています。
しかし、驚くかもしれませんが、板が"たわむ"感触としてはPennyの方が断然固いです。
板の素材はPennyの方が固くて、Bantamは乗ったら柔らかく沈む感じです。
PennyとBantamの乗り心地を圧倒的に分けているのは、このウィールとウィールのギャップ。(ここの正式名称ってなに?w)
Pennyに比べてBantamは圧倒的に広いギャップがあります。
Bantamに慣れていた筆者が、初めてPennyに乗ったときの第一印象は「固っっっっっっ!!!」でした。
先ほど述べた、板の"たわむ"感じも硬ければ、コーナリングするときの板が傾く角度もPennyの方が小さく、Bantamのほうが曲がりやすいです。
Pennyはご覧のとおりウィール間のギャップが狭いので、おもいっきり曲がろうとすると、転倒しちゃいそうになりますが、Bantamだと安心感があります。
Pennyはオリジナルのトラックを採用しているのに対し、Bantamは他のクルーザーなどに使われているような広めのトラックを採用しているためです。(これはカスタマイズ性にも貢献しており、Bantamでは一般的なトラックを流用できる仕様になっているみたいです)
パンピングと呼ばれるテクニック(スケボーに乗ったまま、蹴ることなく、うねうね動くことによって推進力を得るトリック。ロングボード・クルーザーで使われる。)はやはりBantamがやりやすいです。
板とトラックの柔らかさと広いギャップのおかげです。
乗り心地的には、Bantamの方は"クルーザー感"を楽しめるものになっていると思います。
一方Pennyはクルーザーとはかなり違う乗り味といった感じで、ミニクルーザーというよりは"Penny"というジャンルに分類した方が正しいのでは、という感じ。
Bantam=従来のクルーザーをプラスチック製&小さくしたモノ
Penny=とにかく小さく、Pennyオリジナルのエクスペリエンスを作り出す新ジャンルスケボー
あくまで主観ですw
次は、デッキのパターン加工。
Pennyはボードの真ん中にロゴ。
Globe はボードの右端・先端付近にロゴ
ワッフル型になっているPennyに対して、花のような模様のGlobe。
まだPennyは濡れた靴とか滑りやすいコンディションで乗っていないので、そこは判断できないのですが、どちらもツルツル滑らないようにグリップは与えてくれています。(雨の日はそもそも危ないですし、ベアリングにゴミが入ったり、サビの原因になるので絶対乗らない方がいいです)
Bantamのパターンですが、写真ではわからないとおもいますが、実は花模様真ん中の●が他の部分より高くなっていて「浮き出ている」のです。
これが地味によくて、プラスチックとは思えないようなしっかりとしたグリップ感があります。
Pennyの方がテカテカした素材で、Bantamはマットな仕上げになってます。
ウィール交換後のBantamとPennyのウィール径は同じ。
本来Bantamにはこれよりわずかに大きく幅も広いウィールがついてきます。
デフォのBantamウィールとPennyウィールを比べると、Bantamの方が幅も高さも大きくなります。
PennyにはAbec 7というベアリングがついてくるのですが、筆者の環境では(Bantamは数ヶ月乗って、土とか汚れもついてコンディションが悪くなっているにもかかわらず)ベアリングの回転力はBantamが圧勝。ウィールは交換しましたがベアリングは最初からついてたやつを使ってます。
手回しだとBantamはガーーーーーーーっと30秒以上はまわってくれるのに対してPennyは10秒ほどといったところ・・・
グリス粘度の違いかな?メンテナンス・セッティング次第でよくはなるかもしれませんが、Bantamは特に努力もせずこの性能。
これは、普通に乗ってみたときにもしっかり差が出ます。
本体が重いBantamではありますが、一蹴りでの進み方はPennyを圧倒します。
それではまとめに入りましょう。
Penny
メリット
・小さい&軽い(持ち運びに圧倒的なアドバンテージ)
・デザインがかっこいい(カッコイイかどうかは主観ですが、プラスチックスケボーではなくPennyが好きなんだっていう人はなにも考えずPennyにしましょう。)
・ 人気
デメリット
・パーツ類がちょっとチープ
・コーナリングがむずい
・普通に乗るのもむずい(結構スピードが出る割に小さすぎて、スケボー未経験者がのりこなすのは簡単ではありません。プラスチッククルーザーから始めるなら少々の転倒・擦り傷は覚悟。)
・カラー(Globe Bantamもカラバリは豊富ですが、Pennyオリジナルのポップなカラーが好きなら)
Globe Bantam
メリット
・パーツ類が豪華(リアルサイズのトラック。ベターなベアリング。)
・頑丈(クルマにはねられてもウィールが割れるだけで済みました。 筆者談。)
・コーナリングがガンガン曲がれる
・速い(マジで危ないので、クルマが通ってるところや下り坂、初心者の方は気をつけてください。筆者も最初は手のひらとか血だらけになりましたww)
・安定感(重い&デカイの裏返し)
・スケルトンカラー(クソかっけーwww)
・実はガチなブランド(Pennyが最近は大人気ですが、Globeはクルーザーを主に製造販売している老舗スケボーブランドで、どちらもオーストラリア発ですが、スケーターじゃないオーストラリアの知人に聞いたところ「Globe」は知ってるけど「Penny」は知らない、と本国ではGlobeの方が有名だったり?という感じ)
デメリット
・重い&デカイ( トラック、分厚いボディなどのおかげで結構ずっしり。女子には辛いかも。)
・ デザイン(同じく主観になりますが、ミニクルーザーなんだからとことん小さくないと美学に反する?MacBook Air 11インチか13インチか、みたいな(笑))
・ Pennyしか知らない素人に「パチモン」と思われるリスクwwww
以上です
みなさん、プラスチッククルージングライフ楽しんでくださいね!!
Penny(ペニー) ORIGINAL 22" Green/ Orange/ Yellow
スケートボード GLOBE BANTAM CRUISER -RETRO RIPPERS pink/black- グローブ バンタムクルーザー
書いた人: PP弐千
カラーは、イエロー(デッキ)、イエロー(トラック)、パープル(ウィール)という組み合わせ。
イケテます。
Globe Bantamとの比較レポを書く前に謝っておかないといけないのが、実は筆者のGlobe Bantam、クルマとの接触事故のためウィールを交換いたしまして・・・
デフォ(買ったとき)の状態と少し異なっているので、Penny との純粋な比較とは言えません。
ちなみに筆者がBantamに装着しているウィールはこちら。
SH Wheelsというブランドの59mm 78a というサイズ。
結構コアなやつ買っちゃったのかな・・・w
オリジナルのBantamについてくるやつよりかなり薄くて径も一回り小さくなっています。
硬さも少し固め。
最近、オーリーなどのトリックを練習し始めているので、Bantamのオリジナルウィールより硬くて小さい(一般的なトリックボードに近い)このウィールは、少しトリック向きと言えるかもしれません。
さて、いよいよ比較といきましょう。
まず縦に並べてみた写真がこちら。
Globe Bantamの方が長くて太いのがわかるかと思います。
写真だと少しの違いに見えますが、乗ってみると全然違います。
Globeの方が安定感はありますね。
あと、トリック(もしやりたいのであれば)するときに、着地用の十分なスペースと、オーリーのときに使う前足をスライドするエリアが広いBantamの方が若干有利なのかもしれません。
Pennyでもやっている人はいるので、無理ではないと思います。
Penny は物理的に「軽い」というアドバンテージがあるので、ヘビーなBantamとそこらへんで「相殺」されるという説も。(ちなみに筆者はBantamで1cmぐらい飛べますwww)
今度は板の分厚さを比べるために逆さまに重ねてみました。
Pennyの薄いデザインが際立ちます。
Pennyは外側がシャープに削られているようなデザインですが、Bantamは [ ←こういう感じでカクっとしています。
しかし、驚くかもしれませんが、板が"たわむ"感触としてはPennyの方が断然固いです。
板の素材はPennyの方が固くて、Bantamは乗ったら柔らかく沈む感じです。
PennyとBantamの乗り心地を圧倒的に分けているのは、このウィールとウィールのギャップ。(ここの正式名称ってなに?w)
Pennyに比べてBantamは圧倒的に広いギャップがあります。
Bantamに慣れていた筆者が、初めてPennyに乗ったときの第一印象は「固っっっっっっ!!!」でした。
先ほど述べた、板の"たわむ"感じも硬ければ、コーナリングするときの板が傾く角度もPennyの方が小さく、Bantamのほうが曲がりやすいです。
Pennyはご覧のとおりウィール間のギャップが狭いので、おもいっきり曲がろうとすると、転倒しちゃいそうになりますが、Bantamだと安心感があります。
Pennyはオリジナルのトラックを採用しているのに対し、Bantamは他のクルーザーなどに使われているような広めのトラックを採用しているためです。(これはカスタマイズ性にも貢献しており、Bantamでは一般的なトラックを流用できる仕様になっているみたいです)
パンピングと呼ばれるテクニック(スケボーに乗ったまま、蹴ることなく、うねうね動くことによって推進力を得るトリック。ロングボード・クルーザーで使われる。)はやはりBantamがやりやすいです。
板とトラックの柔らかさと広いギャップのおかげです。
乗り心地的には、Bantamの方は"クルーザー感"を楽しめるものになっていると思います。
一方Pennyはクルーザーとはかなり違う乗り味といった感じで、ミニクルーザーというよりは"Penny"というジャンルに分類した方が正しいのでは、という感じ。
Bantam=従来のクルーザーをプラスチック製&小さくしたモノ
Penny=とにかく小さく、Pennyオリジナルのエクスペリエンスを作り出す新ジャンルスケボー
あくまで主観ですw
次は、デッキのパターン加工。
Pennyはボードの真ん中にロゴ。
Globe はボードの右端・先端付近にロゴ
ワッフル型になっているPennyに対して、花のような模様のGlobe。
まだPennyは濡れた靴とか滑りやすいコンディションで乗っていないので、そこは判断できないのですが、どちらもツルツル滑らないようにグリップは与えてくれています。(雨の日はそもそも危ないですし、ベアリングにゴミが入ったり、サビの原因になるので絶対乗らない方がいいです)
Bantamのパターンですが、写真ではわからないとおもいますが、実は花模様真ん中の●が他の部分より高くなっていて「浮き出ている」のです。
これが地味によくて、プラスチックとは思えないようなしっかりとしたグリップ感があります。
Pennyの方がテカテカした素材で、Bantamはマットな仕上げになってます。
ウィール交換後のBantamとPennyのウィール径は同じ。
本来Bantamにはこれよりわずかに大きく幅も広いウィールがついてきます。
デフォのBantamウィールとPennyウィールを比べると、Bantamの方が幅も高さも大きくなります。
PennyにはAbec 7というベアリングがついてくるのですが、筆者の環境では(Bantamは数ヶ月乗って、土とか汚れもついてコンディションが悪くなっているにもかかわらず)ベアリングの回転力はBantamが圧勝。ウィールは交換しましたがベアリングは最初からついてたやつを使ってます。
手回しだとBantamはガーーーーーーーっと30秒以上はまわってくれるのに対してPennyは10秒ほどといったところ・・・
グリス粘度の違いかな?メンテナンス・セッティング次第でよくはなるかもしれませんが、Bantamは特に努力もせずこの性能。
これは、普通に乗ってみたときにもしっかり差が出ます。
本体が重いBantamではありますが、一蹴りでの進み方はPennyを圧倒します。
それではまとめに入りましょう。
Penny
メリット
・小さい&軽い(持ち運びに圧倒的なアドバンテージ)
・デザインがかっこいい(カッコイイかどうかは主観ですが、プラスチックスケボーではなくPennyが好きなんだっていう人はなにも考えずPennyにしましょう。)
・ 人気
デメリット
・パーツ類がちょっとチープ
・コーナリングがむずい
・普通に乗るのもむずい(結構スピードが出る割に小さすぎて、スケボー未経験者がのりこなすのは簡単ではありません。プラスチッククルーザーから始めるなら少々の転倒・擦り傷は覚悟。)
・カラー(Globe Bantamもカラバリは豊富ですが、Pennyオリジナルのポップなカラーが好きなら)
Globe Bantam
メリット
・パーツ類が豪華(リアルサイズのトラック。ベターなベアリング。)
・頑丈(クルマにはねられてもウィールが割れるだけで済みました。 筆者談。)
・コーナリングがガンガン曲がれる
・速い(マジで危ないので、クルマが通ってるところや下り坂、初心者の方は気をつけてください。筆者も最初は手のひらとか血だらけになりましたww)
・安定感(重い&デカイの裏返し)
・スケルトンカラー(クソかっけーwww)
・実はガチなブランド(Pennyが最近は大人気ですが、Globeはクルーザーを主に製造販売している老舗スケボーブランドで、どちらもオーストラリア発ですが、スケーターじゃないオーストラリアの知人に聞いたところ「Globe」は知ってるけど「Penny」は知らない、と本国ではGlobeの方が有名だったり?という感じ)
デメリット
・重い&デカイ( トラック、分厚いボディなどのおかげで結構ずっしり。女子には辛いかも。)
・ デザイン(同じく主観になりますが、ミニクルーザーなんだからとことん小さくないと美学に反する?MacBook Air 11インチか13インチか、みたいな(笑))
・ Pennyしか知らない素人に「パチモン」と思われるリスクwwww
以上です
みなさん、プラスチッククルージングライフ楽しんでくださいね!!
Penny(ペニー) ORIGINAL 22" Green/ Orange/ Yellow
スケートボード GLOBE BANTAM CRUISER -RETRO RIPPERS pink/black- グローブ バンタムクルーザー
書いた人: PP弐千
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やはり、十人十色ですね。